山口商工会議所

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2023.01.16 その他

新春互礼会~来賓、会議所関係が集い、新しい年の飛躍を誓う~

〇1月6日(金)18時から、かめ福オンプレイスにおいて、新春互礼会を開催しました。

最初に、主催者を代表して河野会頭から「昨年の臨時議員総会にて本職に再任され、11月より3期目のスタートと相成りました。河村利夫副会頭には引き続き副会頭を、椙山一生さん、臼渕厚史さんの両名が新たに副会頭に、田中真樹さんはSDGs特任委員長役員として選任頂きました。役員5人が力を合わせ、コロナ禍で経営が厳しい中小企業・小規模事業者の支援にさらに力を入れ、任期を全うしたいと考えております。関係の皆さまのご支援ご協力を心からお願い申し上げます。

山口市中心商店街には300を超える商業店舗があり、空き店舗率は実に10%を切るまで新規出店を頂きました。地方都市の中では、稀に見る勢いだそうです。狭隘道路の整備も随所で行われ、密集地の防災対策も徐々に進んでいます。人口減社会にあっても、中心市街地へ移り住むことで都市機能を維持していく事ができる、一つの成功事例だと思います。ここまでご尽力賜りました山口市行政、山口県行政の執行部の皆さん、各議会において山口市の将来を議論され、必要な議決をしてくださった議員の皆さん、関係する事業者の皆さんに心から感謝を申し上げます。

山口市の面積は約1千㎢と、全国791市の中で21番目の規模を有しており、コンパクト化の進む都市部だけでなく、中山間地域ののどかな田園風景が広がる、美しい地方都市です。これもひとえに山口県央商工会、徳地商工会の皆さんが長年、中山間地域の経済を支えてきたからです。

本年は『SDGsはオール山口から』の方針の下、商工会と商工会議所がしっかりとタッグを組み、山口市内全域での経済循環を推進します。誇りを持って山口に住み続ける事が出来る社会、そんな社会の実現を目指して本年も前に向かって進みたいと思います。」と挨拶がありました。

次いで、伊藤市長から「本年は、令和5年度から令和9年度までを計画期間とする「第二次山口市総合計画後期基本計画」がスタートする重要な年でございまして、これまでの前期基本計画での取組を礎に、後期基本計画の推進の方向性である『「ずっと元気な山口」の実現 〜誰もが活躍しまちもひとも今も未来も元気な山口に〜』に向けて、新たなまちづくりの歩みを進め始めることで、しっかりと成果にもつなげ、卯年にふさわしい飛躍の年にしてまいりたいと考えております。また、本市の人口動態は、農山村エリアの人口減少や若者の大都市圏への転出超過、少子高齢化が依然として続いておりますことから、こうした流れに歯止めをかけるため、デジタル化や地域脱炭素などといった新しい時代の流れをしっかりと捉えた事業展開を図りながら、持続可能で活力ある地域社会を実現していく必要があると考えております。

こうしたことから、本市においては、まずは、新型コロナウイルス感染症や原油価格・物価高騰等の影響から市民の皆様の暮らしや雇用、地域経済を守り抜き、元気を取り戻すための取組を全力で進め、その上で、後期基本計画に位置付けております、「農山村と都市が共存共栄するまちづくり」、「今の市民生活を豊かにし、安心して元気に暮らせるまちづくり」、「未来に向けたチャレンジを支えるまちづくり」、これらまちづくりの3つの視点の方向性のもとで、プロジェクトの展開を図ってまいりたいと考えております。また、これからのプロジェクトを支える基盤となります、「人材育成」としてのHX、「デジタル化」といったDX、「地域脱炭素」のいわゆるGXの3つのトランスフォーメーションの取組を一体的に進め、地域社会を守り、市民生活をより良いものへと変革していくことで、本市の持続的な発展につなげてまいりたいと考えております。」と挨拶がありました。

続いて、平屋隆之副知事、高村正大衆議院議員、杉田水脈衆議院議員、平林晃衆議院議員、江島潔参議院議員、北村経夫参議院議員からご祝辞を頂きました。

〇本年中に創業100周年を迎える、(株)藤本(藤本利明氏)、(株)原田屋(原田泰蔵氏)の2事業所に記念品の贈呈が行われました。

その後、祝宴は盛会裡に終了しました。

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