山口商工会議所

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2024.02.05 部会・委員会

建設部会「視察研修」を行いました

2月1日(木)~2日(金)、島根県出雲市・松江市において建設部会(作間悦次部会長・㈱技工団)が11名参加のもと、視察研修を行いました。

1日目には、宇迦(うが)橋(ばし)の大鳥居から出雲大社の正門まで続く約700mの表参道を訪れ、「神門通り線都市計画街路事業」のシェアドスペース(信号、道路標識などを撤去するかわりに歩車道を一体化して舗装を明瞭で視認性の高い内容にする手法)について、島根県出雲県土整備事務所土木工務部都市整備課の担当者より、説明を受けました。神門通りは、平成2年のJR大社線の廃止から約20年、平成21年に広場が整備されたことで人通りが戻り、さらに平成25年出雲大社御本殿の大遷宮一台行事に合わせ、地元や行政の間で門前にふさわしい風格と賑わいのある通りへ再生しようという機運が高まり、道づくりやデザインワークショップ、社会実験を経て、2期分の整備工事が平成28年に全て完成しました。整備により、観光客が歩行空間いっぱいに広がって歩き、自動車が歩行者を意識して速度を落として(平均5Km/h 程度低下)通行しているそうです。視察研修を通して、行政と地元が一体となり、賑わいを取り戻されたまちの姿を学び、参加者一同「強い感銘を受けた」との声が聞かれました。

2日目には、島根原子力発電所を訪れました。島根原子力館では、担当者による説明を受けながら、島根原子力発電所内の一部施設見学を行いました。普段立ち入ることができない場所を見学することができ、貴重な体験となりました。

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